地上最大のショウのあらすじ・作品解説
『地上最大のショウ』は、1952年にアメリカで制作された映画である。スペクタクル映画の巨匠デミル監督が名実共に地上最大のサーカス団、リング・リング・サーカスとバーナム・ベイリー・サーカスの協力の基に製作したサーカス映画の超大作であり、アカデミー賞も受賞するなど高い評価を受けている。全米では1952年、日本では1953年の年間興行成績第1位を記録するなど、大成功を収めている。 世界最大のサーカスとして知られている一座に、新しく空中曲芸の名人セバスティアンが加わることになった。一座にもともと在籍していた空中曲芸のスターであるホリーと座長であったブラッドは彼を快くは思わなかったが、より良い公演のためには仕方がなかった。この三人のラブストーリーを中心に一座全体の人間関係や、豪華絢爛たる華やかなサーカスショーの様子が描かれている。最後には列車が衝突するという、デミル監督お得意のスペクタクル・シーンもあり、全く飽きさせない展開となっている。
