地球の静止する日のあらすじ・作品解説
地球の静止する日は1951年公開、20世紀フォックス配給のスペースSF映画であり、1952年にゴールデングローブ賞の国際賞を受賞した。 原作は1940年にハリー・ベイツが発表した短編小説「主人への告別」である。 この作品は地球への使者としてワシントンに降り立った宇宙人クラトゥと、彼を恐れ攻撃する人間、忠告を聞き入れない指導者や、姿を隠したクラトゥと戦争未亡人であるヘレンや周りの人々との交流を描くことで、見知らぬものと遭遇した人々の姿を描いた作品である。 今作後にも1961年の「ウエスト・サイド物語」や1965年の「サウンド・オブ・ミュージック」などの有名作を生み出したロバート・ワイズが監督をつとめ、宇宙人である主演は「砂漠の鬼将軍」などいくつかの作品でナレーターをつとめ、マルチな才能をもつマイケル・レニーがつとめた。 2008年には「マトリックス」シリーズのキアヌ・リーブスを主演に据えた同社配給のリメイク作品「地球が静止する日」が公開され、世界興行収入は2億ドルを突破した。