捜索者のあらすじ・作品解説
捜索者(原題:The Searchers)は1956年に公開されたアメリカの西部劇映画で作家のアラン・ルメイが1954年に発表した同名小説を映画化した作品である。 "西部劇映画の神様"と呼ばれたジョン・フォードが監督を務めている。 主演は「中共脱出」のジョン・ウェイン。 ジョン・ウェインの息子であるパトリック・ウェインが少尉役で助演している。 公開当時興行収入記録も低くアカデミー賞にもノミネートされていなかったものの、再評価によってフォード監督の代表作のひとつとしても知られるようになったほか、2008年には米国映画協会によって『最も偉大な西部劇映画』に選ばれている。 KINENOTEでも72点という高い点数で評価が得られている。 この作品は南北戦争に従軍したイーサンが終戦を機に故郷のテキサスで牧場を営む兄一家と再会するも、コマンチ族の罠によって兄夫婦が殺されさらには2人の姪が誘拐されてしまいイーサンはマーティンとブラッドを連れて救出に向かうがさらなる悲劇が待ち受けている内容になっている。
捜索者の評価
捜索者の感想
しみじみとした味わいの西部劇
放浪を重ねたジョン・ウェイン演じるイーサンは、南北戦争が終わった後に兄弟のところに戻るが、コマンチ族の襲撃にあい、肉親を殺害され、姪のデビー(ナタリー・ウッド)をさらわれてしまう。デビーを追跡し続けるイーサンは復讐の鬼となる。ウィントン・C・ホックによる撮影、マックス・スタイナーの音楽なども見事ですが、この映画ではジョン・ウェインの演技が光り輝いています。映画の中で表現される親子愛などしみじみとした味わいを感じられる作品になっています。インディアンに同化したデビーを追跡してゆくシークエンスの数シーンは、まさに名人芸と言っていいと思います。映画を満喫したい人のための一本!
捜索者に関連するタグ
捜索者を観た人はこんな映画も観ています
- 俳優
- シャルル・アズナヴール、他
- 俳優
- フランソワ・トリュフォー、他
- 俳優
- ジャンヌ・モロー、他
- 俳優
- ジャンヌ・モロー、他
- 監督
- フランソワ・トリュフォー、他
- 俳優
- カトリーヌ・ドヌーヴ、他
- 前へ
- 次へ