ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつの評価
ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつの感想
ジョン・レノンを育てた2人の女性
ジョン・レノンは幼い頃に両親に捨てられ、母親の姉、ミミとジョージ夫妻に育てられました。中産階級で厳格なミミと、ふらりと帰って来て、ジョンに音楽を教えた実母のジュリア。ジョン・レノンの伝記映画というよりも、ミミとジュリアの物語と言った方がいいかもしれません。ミミを演じたクリスティン・スコット・トーマスの中産階級のお堅い女性感はとてもリアルで真に迫っていました。自由奔放で自分勝手で、大切に育ててきたジョンを、いとも簡単に手懐けてしまう妹ジュリアにイライラしながらも、やはり実の妹を大切に思っている愛情深い人柄がとてもよかったです。そして若き日のポール・マッカートニー役の俳優さんがすごく感じが出ていたと思います。
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