機動戦士ガンダム00の評価
機動戦士ガンダム00の感想
ガンダムの中のガンダム
ガンダムは今まで、沢山の歴史を生んできたのですが、今回は介入と名のつくガンダムです。ただ守るだけのガンダムではなく、世界の均等を保つという目的で5機のガンダムが戦争に介入します。その一番最初になるのですが、刹那とエクシアの長いたびの始まりになります。まだ少年である刹那はこの5機のガンダムの仲間と色々な経験をしながら大人になっていきます。今までのガンダムの中では凄く絵が綺麗です。そして刹那の口癖で俺がガンダムだという言葉は凄く、印象に残ります。是非、この第一巻からガンダムをその身に感じて下さい。男女問わず楽しめる作品なので、是非見てみて下さい。
新しい……ガンダム
一話目を見たときは、正直に言って「ああまた新しい中二病ガンダムが始まってしまったな」と思いました。それだけ彼らの登場シーンと主張はいろんな意味でインパクトがありすぎたのです。しかし次第に話が進んでいくに従って、いわゆるソレスタルビーイングの掲げる「戦争根絶のための戦争」という平和を目指すための闘いが、それなりのリアルさを感じられるようになりすっかりハマってしまいました。少なくともどこかの作品の様に自らの意見を主張しない、あるいは持ってすらいないのではないかと思われる主人公と違って説得力のある内容ではあり納得できるストーリー展開であったのです。あるいは私も中二病に毒されてしまったのかもしれませんが。
武力による戦争根絶という矛盾から始まる新たなガンダム
ガンダムSEED Destinyの後にテレビ放映されたガンダムで、ドラマ上の年代は宇宙世紀でもコズミック・イラでもなく、A.D.2307で始まる。本ガンダムの動力源は核ではなくGNドライブというシステムという設定で、いったいどういうものなのかの説明は出てこない(何か別のメディアでないとわからないのかも)ガンダム自体のデザインはリフレッシュされても基本はやっぱりガンダムって印象で、額部分にGUNDAMと刻印があるのも面白いと思った。他のモビルスーツにはザクっぽいものがなくて、フラッグやイナクトなどちょっと傾向が違う感じで興味深かったし、高軌道エレベーターという現実味を帯びた設備などが出てくるのも新鮮だ。戦争をなくすために武力をもつという矛盾が、いきなりのテーマで叩きつけられ、そんな事が可能なのか?と展開に期待してしまう。