恐怖のメロディの評価
恐怖のメロディについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
恐怖のメロディの感想
クリント・イーストウッドの初監督作品
ジェシカ・ウォルター演じるイブリンは、妄想でありもしない恋愛関係を自分の内部にでっちあげ、狂気に陥ってゆく。クリント・イーストウッド演じるDJ・デイブにとって、彼女とのことは一夜限りの出来事にすぎないが、彼女のほうは身を焦がすような恋心を抱くといった行き違いの中で、人はどんな時に情事に足を踏み入れてしまうのか、またそういう情事に人はどこまで責任を伴うのかというテーマが、サスペンスの中で語られてゆきます。ロサンゼルス郊外の小さな町カーメルの美しい風景もこのサスペンスを盛り上げる効果の一つになっています。長年クリント・イーストウッドと組んできたドン・シーゲル監督がバーテン役として特別出演しています。