オール・ザ・キングスメンのあらすじ・作品解説
オール・ザ・キングスメンは1949年に公開されたアメリカのドラマ作品映画でロバート・ペン・ウォーレンの小説「すべて王の民」の実写化である。 「ハスラー」のロバート・ロッセンが今作品の製作・脚本・監督を務めており、1949年第22回アカデミー賞では作品賞を含む3部門が受賞され、監督賞を含んだ4部門がノミネートされている。 興行収入は記録されておらず、また、2006年にはショーン・ペン主演で同名映画のリメイクがなされている。 主演は「崖」「人間の証明」のブロデリック・クロフォード。 この作品は下級役人だったウィリーが教師の妻が働きさらには息子が通う小学校の建築設定に欠陥があったことを見抜き激しく批判したことによって人々の注目が批判を続けていたウィリーへと移り変わりしまいには州知事にまで上りつめたものの、欲に駆られたウィリーは賄賂や汚職、妻がいながらも女性スキャンダルを起こしたりなど自滅していく物語となっている。