栄光のル・マンのあらすじ・作品解説
栄光のル・マンは1971年にアメリカで公開されたカーアクション映画である。 「荒野の七人」「大脱走」に出演した名俳優のスティーブ・マックイーンが主役を演じ、日本では2億5300万円の大ヒットを記録している。(1971年度公開時の洋画興行収入は第3位となっている) テレビ出身の新人監督リー・H・カッツィンがメガホンを取り、マックイーン自身もカーレースを愛するが故にこの作品に出演するにあたって自らソーラー・プロダクションを設立するという逸話がある。 映画でありながら、実際のル・マンレースの映像を取り入れたりなどいわゆるセミ・ドキュメンタリー映像も加わっており、カーレース映画の中でも名作だと言われている。 この作品はアメリカのプロレーサー・マークがル・マンに参加するため愛車のポルシェでレース会場へ向かった途中で前大会で事故死したレースドライバーの未亡人と同じレースで怪我を負ったレーサーとの再会、ライバルのエーリッヒをマークとの宿命を胸にル・マンへ命を懸けていくという内容になっている。