アフリカの女王のあらすじ・作品解説
アフリカの女王(原題:The African Queen)は1951年にアメリカとイギリスで製作され1952年に公開された海洋冒険小説家のセシル･スコット･フォレスターの同名小説を実写した作品である。 主演のチャールズを演じたハンガリー・ボカートがこの作品で初めて1951年度第24回アカデミー賞主演男優賞を受賞した作品としても知られており、監督のジョイ･ヒューストンが雑誌「タイム」の映画批評担当者であるジェームズ･エイジーと共同で脚本を執筆している。 この作品は東アフリカの奥地で宣教師の兄と布教活動をしていたイギリス人女性のローズが戦争によって村が焼き払われたショックで兄を亡くし孤独の身となって失意に駆られる中、『アフリカの女王』と名乗る船の長である･チャールズに助けられるが、戦争のせいで村と住民達と引き裂かれそして兄を失った憎しみからローズは当時ドイツ最強といわれた砲艦『ルイザ号』を魚雷で沈めさせる計画をチャールズに持ちかけるという内容になっている。
