影武者徳川家康のあらすじ・作品解説
影武者徳川家康は、1994年から1995年にかけて週刊少年ジャンプに連載された原哲夫の漫画である。原作は、1986年から1988年にかけて静岡新聞に連載された隆慶一郎の同名小説で、徳川家康が実は関ヶ原の戦いで西軍によって暗殺され、影武者と入れ替わっていたという内容である。1989年には、新潮社から上下巻の単行本、1993年には、同じく新潮社から文庫本3巻が刊行された。 1998年にはテレビ朝日でドラマ化され、高橋英樹、片岡鶴太郎、片平なぎさ等が出演して話題となった。また、2014年にはテレビ東京から新春ワイド時代劇として放映され、西田敏行、観月ありさ、高橋英樹などが出演した。 漫画版にはその後アレンジが加えられ、「SAKON(左近)-戦国風雲録-」として、1997年から2000年にかけて月刊少年ジャンプに連載された。漫画版では、家康の肖像画とはかなり異なる容貌が話題となったほか、漫画版のみの登場人物も存在する。
