認めたくなかった自分の一部を押し込めて今の憲人になったわけだ。それを人が発揮してたら苦手に思うのも当然さでも本当はそれは自分の一部で自分の影なんだよ
榊原高則
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花よりも花の如くの名言集です。現在6件が登録されています。
榊原高則
自分ならこうしないのに。と思う行動をする相手を苦手だと感じている主人公が、その人との付き合い方を祖父に相談した時の返答。
榊原憲人
能の舞台をニューヨークですることになった主人公が、ニューヨークを歩いている途中でアメリカ人の男性に差別用語を言われて、それをきっかけにアメリカの悪いところに目が着くようになっていたが、その男性の連れの女性に後日謝られて、考えを改めるシーンで思ったこと。
五十嵐陽一
恋愛相談で、「相手の事を好きかどうかわからなくなってしまった。」という相談相手に、言うセリフ。
相葉尋人
自分が本当に必要とされる存在なのか。自分の方でよかったのかと、悩んで迷っている主人公を見かけてかけた言葉。
森澤楽
主人公がどうやら無謀なことをしていると察知し気を付けるように伝えると主人公が「信用しろ。」と返答をしてきた。それへの返し。
榊原憲人
お遍路を回る友人が、準備の段階で荷物を担いで歩いたら、思っていた以上に辛くてなめていた。という書き込みへの変身。
作者の成田美名子さんの能への興味と愛がそのまま作品になっている。元々、作者の成田美名子さんの大ファンで、『エイリアン通り』からずっと追いかけて全ての作品を読んできました。そういったコアなファンからしてもこの『花よりも花の如く』は、ジャンルがかけ離れたものだといえると思います。成田さんは、自分の興味、関心が自身の描く漫画に色濃く繁栄されるタイプの漫画家だと思うのです。『エイリアン通り』始めとした初期作品でアメリカの暮らしが多く描かれてきたのは、成田さんが洋楽ファンであったからに他ならないと思います。その後、『NATURAL』で、外国と日本の中和がされます。故郷の青森を描く中で、弓道、神社、そして、能への興味が高くなっていくのを、作品から感じ取る事ができました。だから『NATURAL』が終盤になってきたころには、私の中で、成田さんの次の漫画のテーマは能の世界になりそうだな。と、考えていたほどです。日本人...この感想を読む