鬼が来たりてのあらすじ・作品解説
「鬼が来たりて」とは、週間少年ジャンプ1996年5.6号から1996年18号まで連載されていた日本の漫画。全13話である。1995年の”ジャンプ第2回黄金の女神像争奪新人海賊杯”にて優勝を果たした「鬼が来たりて・人鬼の章」からの連載になる。 物語は、強靭な力と一瞬で怪我を治癒させてしまうほどの生命力を持つ伝説の鬼の一族・鬼部（おにのべ）の1人鬼部雷矢が、豊臣の後に徳川家が天下を統べようとするその時、いまだ盗賊はびこる荒れた世を旅するというもの。そんな道中、鬼へのや変身や人の死相が見える能力を使いながら、出会った優しい人々を助けてゆく。旅の目的は自身の父親。そして始まる鬼部一族との戦いを描くバトル漫画。 単行本は全2巻で鬼部の章、百鬼の章、人鬼の章と連載版を収録。作者はしんがぎん。「るろうに剣心」で知られる和月伸宏のアシスタントを務めた一団「和月組」の一員であったが、2002年5月に29歳で急逝している。
