宇強の大空のあらすじ・作品解説
宇強の大空は、月刊少年ジャンプ(集英社)にて連載していた原作:梶研吾、作画:岡村賢二による漫画である。1997年より連載がスタートし、コミックスは全13巻刊行している。 主人公の大空宇強(おおぞらうきょう)は、剣豪・宮本武蔵が創設したところいわれる総合格闘技武蔵裏天流の真正継承者である。真正継承者は大空家が代々受け継いでおり、祖父の天光や父の流星も継承者として次の世代に受け継いできている。宇強と命名したのは祖父の天光が宇宙最強になって欲しいという願いから略して付けられた名前である。普段はお茶目で陽気な宇強であるが、格闘や戦いにおいては鬼と言われるほど恐れられている。ただし代々継承者と比べると"優しさ"が全面的に出てしまう事があり、そこが宇強の甘さでもあった。宇強はプロモーターで元流星のライバルであった白葉修羅人とゴッドウォーズグランプリ、バトルレッドゾーン21などの格闘大会に出場しさまざまなライバルとの死闘が繰り広げられるのである。