KUROZUKA-黒塚-のあらすじ・作品解説
KUROZUKA-黒塚-は、原作を夢枕獏、コミカライズを野口賢が担当した漫画作品である。オースーパージャンプから2002年に連載を開始、単行本として全10巻を刊行しており、2008年にはソニー・ピクチャーズがアニメ制作しテレビ放映後、DVD化している。 今作品は、原作者が2000年8月に発表したSF小説を原典としており、主人公源義経(源九朗)と謎の女黒蜜の鎌倉時代から現代に至る物語である。 鎌倉時代、逃げる二人姿がある。一人は源九郎(源義経)、もう一人は大和坊(武蔵坊弁慶)、二人は源頼朝の追ってから逃れるために奥州の山地に逃げこむのだった。山地をさまよう二人はしばらく歩くとあばら屋を見つけ、一夜の宿を求めることにする。あばら屋には黒蜜と名乗る美しい女が一人で住んでいて、屋敷の奥にある自分の部屋を覗かないという条件で認めるのだが、源九郎と黒蜜は男女の関係になってしまう。 そんな時、追手により源九郎は瀕死の重傷を負ってしまうのだが、黒蜜はある儀式を交わし命を救った。実はこの黒蜜は不老不死の吸血鬼であった。