岳のあらすじ/作品解説

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漫画レビュー数 3,135件

4.504.50
画力
3.50
ストーリー
3.00
キャラクター
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設定
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演出
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感想数
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岳のあらすじ・作品解説

岳はビッグコミックオリジナル2003年19号に初掲載された、石塚真一による漫画作品である。同誌やビッグコミックオリジナル増刊にて不定期連載されたのち、2007年7月からはビッグコミックオリジナルにて連載。2012年12号に完結した。既刊は単行本全18巻と傑作集1巻。 マンガ大賞2008をはじめとする数々の賞を受賞し、高い評価を得ている。 この作品は山岳救助をテーマに美しい大自然の魅力とその裏側に潜む厳しさが描かれたヒューマンドラマ漫画である。長野県警山岳遭難救助隊に新しく配属された椎名久美が、山岳救助のスペシャリストである島崎三歩らとともに山岳救助に携わる中で大きく成長していく様子や、島崎三歩の山や山に登る人々に対する強い思いが緻密な描写で描かれ、登山愛好者たちから絶大なる支持を得ている。 2011年5月に実写映画化され、東宝系列の劇場で放映。主演はかねてから本作を愛読していた小栗旬が務めた。

岳の評価

総合評価
4.504.50
(1件)
画力
3.503.50
ストーリー
3.003.00
キャラクター
4.004.00
設定
5.005.00
演出
3.503.50

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岳の感想

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山×リア充は、俺たち納得のヒューマンドラマ。

私たちは、こんなにもヒューマンドラマが見たいのだ。私たちはこんなにもヒューマンドラマが見たいのだ他人の裏事情が知りたい!こんなにも下世話でしょうもない根性はなんなんだろうか。しかし、人はその欲望を手を変え品を変え実現する。ジャンルで言うところのヒューマンドラマだ。しかし、このジャンルももう長い。多分紀元前から続いている。表現方法が洗練されてきたのがこの1000年くらいだとしても、ヒトとヒトのごちゃごちゃに関しては古今東西老若男女が書き殴っているのである。その技術はとぎすまされ、そしてオーディエンスである我々の感性もまた鋭敏になっている。私たちはもう知っている、嘘っぱちのお涙頂戴がどれだけおぞ気をそそるものかを。そんなものはもうお腹いっぱいだ。だがしかし、全然感情移入できないような突飛な設定でも困るのだ。ある程度こちらも想像できるものでなければ。そしてその上でなお、新境地であってほしい。岳は...この感想を読む

4.54.5
  • 中山今中山今
  • 87view
  • 2131文字
PICKUP

岳の登場キャラクター

島崎三歩

よみがな:しまざき さんぽ 身長:187cm 体重:80kg 性別:男性 住まい:北アルプス山中にてテントなどに寝泊まりして暮らしている 所属:民間の救助ボランティア団体である山岳遭難防止対策協会(遭対協)に参加しているボランティアの救助隊員 性格:山を愛するゆえ遭難者を決して責めず、仮に救助対象者が遺体であっ...

岳の名言

人の体は不思議でさ、登るのは簡単で下るのはナゼカ難しくできてるんだよね。ってことはだ、人ってのはたぶん上向きとか前向きにできちゃってんだろうなって。

島崎三歩

冬山登山の遭難者(年配の男性一人)を背負って救出している最中に、遭難者を元気づけようと発した言葉。

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