少年守護神のあらすじ・作品解説
少年守護神は、週刊少年ジャンプで2004年17号から28号まで掲載された全1巻の戦国系バトル漫画である。作者は、東直輝先生で、「東直輝名義(それ以前は、CHILDRAGONと言う作品をあずまけいしん名義で連載していた)」ではソワカに次ぐ二度目の連載だった。大まかなあらすじは、戦乱吹き荒れる戦国の世に、最強の守護神に憧れる少年「火野大」が、国を追われる姫「盧遮那」と出会う、実は、盧遮那は、火野大と同族たる守護神「堊羅」の裏切りにより国を追われたと知った火野大は、盧遮那の守護神となり守り続ける事を決意するのである。 本作は掲載期間が短い、いわゆるジャンプ伝統の「10週打切り漫画(8週や12週でも全1巻の漫画はこう呼ばれる)」に属する作品として知られている。しかし、東直輝名義以外も含め3度目の連載作品だった事もあり、作画面は安定していた。ストーリー自体も、いくつかの複線と謎は、語られていないが概ね完結しているので、10週打切り漫画の中では、その構成力をある程度漫画ファンから評価されている。ちなみに、連載版少年守護神のプロトタイプに当たる読切版も存在するのである。