宙のまにまにのあらすじ・作品解説
宙のまにまには、講談社・月刊アフタヌーンに2005年から2011年まで連載されていた柏原麻実が描く日本の漫画。コミックスは全10巻が発売されている。2009年7月から9月にかけてAT-X、チバテレビ、サンテレビ、テレビ愛知、テレ玉、TOKYO-MXなどによりアニメが放映され、公式ホームページ内ではWebラジオが配信されていた。 高校1年生の春に、小学校1年から2年間過ごした町へと帰ってきた主人公・大八木朔。朔は平穏な学園生活を望んでいたが、そこで再会したのはかつて幼少時代にトラウマの思い出を残した幼馴染の明野美星。天真爛漫な美星のペースに巻き込まれ、朔は廃部寸前の天文部へ所属することになる。美星の影響で星好きになった小夜、朔にひそかに想いを寄せている姫、病弱ながら星への情熱が人一倍の路万部長など個性的なメンバーとともに学園祭に、合宿にと繰り広げられる天文部の活動を描くドタバタ青春ラブコメディ。
宙のまにまにの評価
宙のまにまにの感想
さらーっとしていて可もなく不可もなし
ラブもなくサスペンスもなく和やか親の転勤で転校ばかりだった朔。本が大好きでいつも本を読みふけっている文学ボーイ。しかしダサいわけではなく、顔がよく、察しもいいので、割と女性人気の高い男だった。高校1年生になる年、両親は家を持つことを決め、朔が小学生の頃に住んでいた街へと戻ってきた。ここで朔は、小学生のころに友達だった美星と再会。天文学部へと引きずり込まれていく…まずこれは少女漫画なのか?というとそうとも言えない。それなら、シリアスな展開が続くのか?と思いきやそうでもない。ギャグなのか?と言われればとても近い気がするが、けっこういいことも言うのでふざけているわけでもない…なんと分類すればいいのか分からないけれど、はじめから終わりまで、一貫してただ星が好きな連中がやんややんやと高校生活を楽しんでいく。そういう物語ですね。高校入学から卒業まで、しっかりと見せてくれました。どこかで何かをきっかけ...この感想を読む
おもしろい。
2巻では主に天文部の夏の合宿と、学校の文化祭という学生生活ならではのイベントを描いた作品になっています。夏の合宿では文芸部と会長とのトラブルがおこるのですが、星の魅力を伝えたことがきっかけで無事解決・・・文化祭では天文部はプラネタリウムを作ることになったのはいいのですが、仲良しの草間先生と美星をみた朔はもやもや・・・という感じのお話になっています。天文部が中心になるお話なので読んでいるうちにちょっぴり星や星座に詳しくなれたりします。加えて青春まっさかりだし、友情あり、恋あり、星ありという感じでとてもおもしろいのでよんでください。