重臣猪狩虎次郎のあらすじ・作品解説
重臣猪狩虎次郎（じゅうしん いかりこじろう）は、つの丸の漫画作品で、週刊少年ジャンプ誌上にて2001年11号から連載を開始、同年34号にて終了、単行本として全2巻を刊行している。 今作品は、コメディーものとなっており、戦国時代から現代にタイムスリップした 猪狩虎次郎が巻き起こす騒動を描いている。 1575年の天下禿げ目の合戦は、桂軍が鶴里（つるり）の若萩城を奇襲で攻め落とした。その合戦の模様を描いたのが「鶴里城合戦図屏風」で、中心には敗軍の将である主君・禿隆を戦場から脱出させるため、奮闘した裸姿の武将が描かれている。この武将こそ猪狩虎次郎であり、わずか30の手勢で1万5000の敵兵に立ち向かった猛将である。 時は2000年。昆虫採集をして友達とはぐれてしまったタカシが見たものは、木ににもたれかかるように倒れている干からびた人間。死んでると思った少年だが、干からびた人は動き出し水と食料を・・と途切れそうな声を出す。タカシが持っていたお茶やおにぎりを渡すと貪るように飲み食いし、いつのまにか体が元に戻っている。生き返った男はタカシに、なんなりと願い事を言えと言い、名槍・鬼笹振り回し始めた。一体！？
