アラタカンガタリ~革神語~のあらすじ・作品解説
「アラタカンガタリ~革神語~」は、小学館が刊行する週刊少年サンデーで連載された、渡瀬悠宇の漫画を原作としたアニメである。 2013年4月から2013年7月にかけて全12話が放送され、監督は安田賢司、アニメーション制作は「サテライト」「JM ANIMATION」が手がけた。 この作品では、現代日本と異世界の二つの世界が舞台となっている。主人公の一人となる少年「日ノ原革(あらた)」は、中学時代に友人との行き違いで起こった虐めから不登校になっていたが、高校入学を機に心機一転するつもりでいた。しかしそこでも友人に裏切られ絶望した革は、何かに導かれるように「天和国(アマワクニ)」という異世界に迷い込んでしまう。もう一人の主人公「アラタ」は、天和国の女王交代の儀式で起こったクーデターに巻き込まれ、その罪を着せられて逃走する中、革と入れ代わる形で現代日本へと辿り着く。こうして入れ代わった革とアラタ。これは、様々な陰謀に立ち向かう中で精神的に成長していく、二人の戦いを描いた物語である。