イースの評価
イースについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際にアニメを観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
イースの感想
中途半端な存在意義
主人公のキャラクター性OVA作品「イース」主人公であるアドルにおいては、キャラクター性が中途半端に感じました。アドルの行動に必然性が薄く、アニメ本編における不自然さがあります。アドルが旅する目的に、観る側は感情移入できないです。元々は、ゲームコンテンツである「イース」という作品においては、そのままの設定を反映させ、OVA化させたのかもしれません。しかし、勇者の血筋を引いた存在というわけでもなく、命を懸けて、見知らぬ大地を救う冒険に、アニメ作品としての感情移入はできないように思います。私自身の率直な感想としては、ゲームコンテンツとしては成り立つのかもしれませんが、アニメ作品としては厳しいものだと感じました。アドルという人物は、興味本意で旅をしている冒険家、というようにしか映らないように思うのです。命を懸けるのであれば、懸けるだけの理由が必要であり、その部分の描き方が弱い物語なのではないで...この感想を読む