小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話のあらすじ・作品解説
「小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話」は、2004年にテレビ朝日系で放送されたやすみ哲夫監督のテレビアニメーション。野坂昭如の小説「戦争童話集」を原作に、シンエイ動画が2002年から年に1度製作している「野坂昭如戦争童話集」の1作で、シリーズ3話目にあたる作品である。 第二次世界大戦敗戦が目前に迫った昭和20年の日本で、訓練所の世話係の少女に恋をしつつも背が低いために想いを告げられずにいる少年、早野幸多は、ある日自分とは対照的に多すぎる身体を持つせいで恋に臆病になっているクジラのクー助と出会う。クー助は、幸多の搭乗する潜水艦をクジラと勘違いして恋をしてしまったのだった。幸多は、そんなクー助の一途な気持ちを目の当たりにしていく。 幸多を三浦斗夢、クー助を高戸靖広が演じた他、田原アルノ、塩屋浩三、梅津秀行などがキャスティングされている。2009年7月24日にはバンダイビジュアルよりDVDがリリースされた。