ねこぢる劇場のあらすじ・作品解説
ねこぢる劇場は、1999年7月から1999年10月にかけて、テレビ朝日系列の番組「爆笑問題のボスキャラ王」のワンコーナーとして放送されていた日本のテレビアニメである。この作品は、ビデオとDVDが発売されたが、そのビデオやDVDではテレビで放送されたものをさらに過激にバージョンアップしたものや、テレビでは放送できなかったハードなエピソードも収録された。 原作は、月刊漫画ガロにて連載されたねこぢると山野一による漫画「ねこぢるうどん」。この漫画は続編として「ねこぢるまんじゅう」や「ねこぢるせんべい」等多数の作品がある。 監督は福冨博、アニメーション制作はケントハウス。 このアニメは、主人公のにゃーこ、にゃーとしか言わない、いつも姉にくっついているにゃっ太の猫の姉弟を中心に、飲んだくれの父ネコ(おとうちゃん)と一家唯一の常識あるなキャラの母ネコ(おかあちゃん)の一家4人が繰り広げる1話完結の謎なストーリーアニメ。
ねこぢる劇場の評価
ねこぢる劇場の感想
ちょっと刺激が強すぎるアニメで笑えない
このアニメ作品の位置付けそもそも、バラエティー番組の中のひとつのコーナーとして、放送されていたのが「ねこぢる劇場」というアニメ作品です。ただ、地上波という広い層に向けて、この内容で放送されていたことに驚いてしまいます。作画自体は、ほのぼのとした可愛らしいタッチのアニメ作品です。少年アシベなどを彷彿とさせるタッチで、柔らかい印象を抱かせ、子供向けの画ではないでしょうか。ただ、子供には絶対に見せてはいけないアニメ作品であることを付け加えておきます。それは、表現にグロテスクなものが含まれていることもありますが、共食いだったり、殺してしまう場面をダイレクトに描写していることで、精神衛生上の観点から、決して良くないことだと思うのです。私自身も観ていて笑えるどころか、吐き気を催してしまう場面が多く、面白いものではないように感じました。私の固定概念が強く、頭が固いだけなのかもしれません。ただ、画のタ...この感想を読む