死刑囚042のあらすじ・作品解説
死刑囚０４２は、小手川あゆの漫画作品である。週刊ヤングジャンプ誌上にて2002年15号から連載を開始、2004年47号で終了、単行本として全5巻を刊行している。 今作品は日本に似た世界を舞台に、死刑と終身刑の廃止の実験のためある死刑囚を使って、ある実験をするというストーリーである。 田嶋良平は、独房の中で生活し看守から死刑囚042と呼ばれていた。収容されている独房には光がなく手足が拘束され物のように横たわっているだけ、そのことが理由なのかゴキブリの足音ですら耳で捉えるほどであった。 そして1日に一度、看守が独房を開き、ホースから水を出して田嶋の体を洗い、ドアの入り口付近に食事を置く。手足が動かない田嶋は犬のように貪り食うだけ。そんなある日、拘束を解かれ風呂に入れと命令されるが、久しぶりの光で目が痛い田嶋は最後の風呂になると感じる。しかし、連れ出された場所は面会室、そこにいた法務省の研究員・椎名は、死刑制度廃止のための実験に参加しないかと提案する。死刑と終身刑が廃止される代替の刑として、終身の奉仕活動を導入し、国民の安全を確保するため、破壊衝動を司る部分にチップを埋め込むというものだった。
死刑囚042の評価
死刑囚042の登場キャラクター
下曽山ゆめ
よみがな:しもそやまゆめ ニックネーム:ゆめちゃん 性別:女 所属:市立集英高等学校 性格:純粋 特徴:盲目 習い事:ピアノ・バイオリン 成績:優秀 家族:シスコンの妹「みらい」 将来の夢:音楽の先生
田嶋良平
よみがな:たじまりょうへい ニックネーム:オシニ(=042(お死に)) 性別:男性 性格:素直でやさしい 物語上での目的:人間らしさを抜け出します取り戻す 何人を殺人:7人 働き先:集英高校 仕事内容:校内の清掃、植物の手入れ 実験内容:死刑廃止の実験 感情がなくなった経緯:8歳からの6年間、誘拐されていた
