オルフェウスの窓の評価
オルフェウスの窓についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が3件掲載中です。
各項目の評価分布
オルフェウスの窓の感想
10年後にもう一度読んでみたい作品です
時間、国を越えた愛の形池田理代子さんの作品が好きで何となく読んでみたらはまってしまった作品です。ベルサイユのばらもシリアスですが、その上をくるようなシリアスなお話です。オルフェウスの窓とは何か?まず、この物語ではとあるドイツ(レーゲンスブルグ)の聖セバスチャン音楽学校の1つも窓にまつわる言い伝えからはじまります。その言い伝えは、その窓からを通して出会った2人は恋に落ち、オルフェウスとエウリディケのように引き裂かれるというもの。そして、沢山の人がこの窓で出会い引き裂かれていきます。主人公のユリウス・フォン・アーレンスマイヤもその母も友達も…でも、みな悲しいだけの感情で亡くなっていないのが印象的でした。池田理代子さんの描く漫画では『男装の麗人』が登場するのが特徴ですが、この漫画でも例に漏れません。美しい男装の麗人である主人公のユリウスですが、ベルサイユのばらのオスカルとは違い性別が女性である...この感想を読む