宇宙ショーへようこそのあらすじ・作品解説
『宇宙ショーへようこそ』は、2010年6月26日にアニプレックスの配給で公開されたアニメ映画である。A-1 Picturesによって制作され、監督は舛成孝二が、脚本は倉田英之が務めた。 このアニメ映画は、第14回文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門審査員推薦作品、第60回ベルリン国際映画祭のジェネレーション部門ノミネート作品、シドニー映画祭2010のオフィシャル・セレクションに選ばれるなど高い評価を受けている作品である。 物語の主人公は、豊かな自然に囲まれた村川村で暮らす5人の子ども達である。夏休みのある日、子ども達だけで行う合宿のために5人は通っている小学校に集まった。その後、5人はウサギのぴょん吉を探すため裏山に足を踏み入れると、倒れている犬型の宇宙人ポチを見つける。子どもたちが学校へ連れ帰って介抱すると、回復したポチはお礼に月面都市へ招待すると言い出した。 『宇宙ショーへようこそ』は、犬型の宇宙人ポチと村川村の子ども達が繰り広げるSFアドベンチャーである。
宇宙ショーへようこその評価
宇宙ショーへようこその感想
生きる力が感じられる作品
子供たちが自ら考えて行動するこの作品の魅力の一つに子供たちが主役であるということがある。誰に指示されるわけでもなく、自らが考えてやるべきことを決めて行動するのである。ポチと会うことになる夏休みの合宿自体も子供たちの自主性を養うという目的もあるだろうが、村川小の5人は既に自主性を身につけている感じがする。それがとてもよく分かる場面が、アルバイトの場面と周(あまね)がさらわれた後の話し合いの場面である。バイトはポチが心配はいらないと言っていたものの彼の行動がいまいち不安だったことから、清がまず自分がやると言い出し、それにつられる形で全員が何らかのバイトをすることになった。ここはダメな大人としっかりした子供たちと言った対比だろうか。皆それまでバイトなどやったことがないのにすごい度胸である。また、クライマックスにつながる4人の話し合いでは、それぞれがしっかり意見を言い合い、全員で結論を出してい...この感想を読む
宇宙ショーへようこその登場キャラクター
原田康二
よみがな:はらだ こうじ 生年月日:5月2日 血液型:B型 星座:おうし座 性別:男 住まい:地球 特徴:メガネをかけており、好奇心旺盛な読書家。 趣味:宇宙人やUFOなどのオカルト的なもの 学年:小3 声:吉永拓斗
西村倫子
よみがな:にしむら のりこ 生年月日:4月2日 血液型:AB型 星座:牡羊座 性別:女 住まい:地球 性格:小心者 特徴:アイドル志望の女の子 学年:小4 声:松元環季
小山夏紀
よみがな:こやま なつき 生年月日:8月21日 血液型:O型 星座:しし座 性別:女 性格:元気いっぱい 特徴:町から最近引っ越してきた 学年:小学五年 憧れ:ヒーロー 声:黒沢ともよ