茄子 アンダルシアの夏の感想一覧
アニメ「茄子 アンダルシアの夏」についての感想が4件掲載中です。実際にアニメを観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
地元愛と自転車ロードレース
茄子の存在タイトルにもなっている茄子。最初は正直なんで茄子なんてタイトルに入っているんだろうって思いました。視聴を開始しても物語も何の関係もなさそうでしたしね。でも最後のペペはこやって食べるんだよって食べるシーンで全て納得しました。アンダルシアという土地に対する愛がいっぱい詰まっているのが茄子なのだと!茄子のアサディジョ漬けとっても美味そうでしたね。こういうアニメにでてくる食べ物って実際食べてみたくなります。それほどおいしそうに描けて表現できているアニメはとても良いものです。まだ珍しい題材最近では弱虫ペダルなどの影響で知名度も上がった自転車ロードレース。まだこの作品が公開された2003年当時は珍しかったんじゃないでしょうか!迫力あるレースの描写も素晴らしいんですが、何よりも私がお気に入りなのは試合の実況とテレビ画面のような表現!本当にこちらもテレビでレースを見ているようなそんな臨場感があり...この感想を読む
自転車レースの魅力がつたわる
自転車レースや、故郷、兄弟の絆などについて、さくっと描いた作品。アニメとは思えないような迫力のあるレースシーンに感動した。自転車レースのルールや用語はよくわからないし、自転車レースをみたこともなかったけど、思いっきり入り込めて、楽しめた。勝負が決まりそうなシーンでは、どきどきして、小声で、いけ!と言ってしまった。レース解説も本物のやつみたい。声優には大泉洋を起用している。大泉洋はとても芸達者だなあ。演技もとてもうまいし、声もとてもいい。一応、俳優やタレントなのに、ちゃんとアニメの映像に溶け込むような声をしている。あの茄子を食べてみたい。
自転車レースと人生
40分強の短い映画なので、やはり説明不足になってしまう点もあるなと感じた。自転車レースにおけるチームメイトとの絆や、走っている最中の心情についてもうすこし描写してほしかった。タイトルを見て「茄子ってなんだよ」と思っていた。ああいう形で重要なキーになってくるんだな、と感心した。猫が飛び出して、ひとりで戦わなきゃいけなくなるのは、無理やりだと思った。あの状況で猫が無傷でいられるのが不思議すぎるし、時速数十キロで走ってくる自転車が、子猫の直前でいきなりとまったり避けたりできるのかが疑問。ぺぺが完走し、ゴールしたシーンでは、よっしゃ!と声に出した。
牛
レースものの作品どころか駅伝すらテレビでつけてても10分と持たない私ですが、47分の作品中約35分もを占める自転車レースシーン、自分でも意外なほどに面白く観ました。爽やかな実況(声:バード)、道路の画から始まります。超崖っぷちロードレーサーのペペ。スポンサーの気持ちも離れそうな現状。駆け引きやアクシデントなどで、事態は必ずしも事前の予測どおりにはいかない。自分の価値も実は自己評価通りとは限らない。ていうかロードレースって全くの個人競技かと思ってました。あと、兄弟って男同士だからこそこういうこともあるよね…なるほどね…と。声優は有名どころでは他に、主人公を大泉洋、主人公の兄を筧利夫、兄の結婚相手を小池栄子がやっています。公開日は、10年前のまさに今日、2003年7月26日。余談ですが当時の大泉は、道内バラエティで随分な人気があった以外は全国的な知名度は本当に若干に過ぎず。この作品の会見的なものの記事が...この感想を読む