時効警察のあらすじ/作品解説

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ドラマレビュー数 1,147件

時効警察

4.384.38
映像
4.00
脚本
4.75
キャスト
4.88
音楽
3.75
演出
4.13
感想数
4
観た人
6

時効警察のあらすじ・作品解説

「時効警察」は、2006年1月13日から2006年3月10日までにわたって放送されたドラマ(全9回)です。制作局はテレビ朝日で、「金曜ナイトドラマ」枠で放送されました。主演はオダギリジョー、ヒロインに麻生久美子が出演しており、2人とも総武署時効管理課において捜査資料の管理をする警察官を演じています。 オダギリジョー演じる霧山修一朗が、時効になった事件について「趣味」で調査し、解決に導いていく一話完結の物語になっています。要所要所に視聴者の笑いを誘う描写やパロディーがちりばめられており、刑事ドラマでありながらもコメディタッチで話が進行していきます。 このドラマには、主人公の霧山が事件解決後に出す「誰にも言いませんよカード」というものが登場(裏面には霧山の署名・捺印があり、誰にも真相を口外しないということを約束したもの)し、これにより事件の調査・真相の究明はあくまで霧山個人の趣味であることが強調されています。 また、角川エンタテイメントから、2006年6月23日にDVD-BOXが発売されています。

時効警察の評価

総合評価
4.384.38
(4件)
映像
4.004.00
脚本
4.754.75
キャスト
4.884.88
音楽
3.753.75
演出
4.134.13

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時効警察の感想

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脱力系ドラマの決定版

深夜ドラマの自由さを生かした傑作深夜ドラマは大きな視聴率は望めないので低予算しか組めませんが、そのぶんターゲットを絞ったマニアックな作りが可能で、ゴールデンタイムドラマにはない自由さが魅力です。「時効警察」は、そうしたメリットをフルに生かした作品で、放映時にもかなりな評判を呼び、続編「帰ってきた時効警察」が製作されるに至りました。ここでは正編を中心に考察したいと思います。基本トーンは三木聡ワールドこのドラマは作家主義が基本で、監督たちが自分で脚本を書いているエピソードが多いのが特徴です。ケラリーノ・サンドロヴィッチ、園子温ら舞台、独立映画で気を吐いている面々が集まっています(園はこの作品のあと何本かの映画で大幅に知名度を高めましたが、当時から注目株でした)。それだけ多士済々にも関わらず、バラツキがないのも驚きで、頭と終わりの3話(この番組は全9話)で脚本監督を担当する三木聡が見事に全体...この感想を読む

4.54.5
  • オスミンオスミン
  • 148view
  • 2077文字
PICKUP

ゆるくて不思議な世界観が魅力、という事でよろしくお願いします

時効警察は時効警察というジャンルと言っても、過言ではないのだ「時効警察」を視聴した感想です。この作品は、時効を迎えた事件を趣味で捜査する、主人公霧山修一郎の活躍を描いています。取り扱う事件は全て時効を迎えているので、霧山が犯人を捕まえることがないのが、作品の最大の特徴だと言えます。ミステリーの作品で、不幸な犯人がやむを得ず罪を犯すドラマもあり、「逮捕されるのがかわいそう」という気持ちにもなってしまいますが、この作品では犯人は逮捕されないので、そうしたモヤモヤがありません。また、ゆるいキャラクターや、ゆるいギャグが作品全体に散りばめられており、殺人事件を捜査するにしては、緊張感などまるで無い、独特の雰囲気が漂っています。事件の全貌も、偶然が重なっただけだったり、頭のおかしい証言者に助けられて真実かうやむやになっただけだったりと、不条理な結末が多く、推理もののドラマという感じはしません。「...この感想を読む

4.04.0
  • naonao
  • 190view
  • 2010文字

趣味が事件捜査って!?

時効事件を捜査する、ありえない設定趣味がない霧山修一朗が趣味を探すということから始まった、この時効警察。霧山くんの趣味が、時効になった事件を捜査する、現役警察官なのに趣味で・・・という設定。時効になった事件を趣味で捜査する、という設定はありえないけど、今までに見たことのないので、とても興味を引かれた。しかも、殺人事件で犯人がのうのうと暮らしているにも関わらず、犯人が分かったとしてもあくまで趣味のため、「口外はしない」現役警察官の話なのに、「逮捕しないのかい!」と、ツッコミたくなるとても面白い設定のドラマでした。決めセリフのようなカードこの時効警察には、他のサスペンスにあるような決めセリフはない。例えば、金田一少年の事件簿だったら、「じっちゃんの名にかけて!」みたいな決めセリフ。それが、この時効警察の場合、誰にも言わない証として、「誰にも言いませんよカード」にあたるみたいで、いいアイデア...この感想を読む

4.54.5
  • 安曇安曇
  • 145view
  • 2048文字

感想をもっと見る(4件)

時効警察の登場キャラクター

十文字疾風

よみがな:じゅうもんじはやて 年齢(作品時):33歳 性別:男性 国籍:日本 所属:刑事課 性格:超絶なナルシスト ポリシー:刑事のたしなみとして服装に気を使う 特徴:わざと普段から眉間にしわを寄せている 価値観:刑事ドラマに影響されやすい 出身:兵庫県姫路市

サネイエ

年齢(作品時):24歳 性別:女性 国籍:日本 所属:時効管理課 性格:冷静 ポリシー:表情が乏しい 特徴:何を考えているのかわからない 特技:UFOキャッチャー 階級:巡査 苦手科目:算数

又来

よみがな:またらい 年齢(作品時):38歳 性別:女 国籍:日本 所属:総武警察署時効管理課 特技:動物のモノマネ 職業:警察官 階級:警部補 嫌いなもの:線路は続くよどこまでも 口癖:「~だオォォォイ!」

キャラをもっと見る(4件)

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