夏のあらし!のあらすじ・作品解説
「夏のあらし!」は2009年4月~6月に第1期が、同年10~12月に第2期がテレビ東京系列にて放送されたテレビアニメである。スクウェア・エニックスの『月刊ガンガン』で連載された小林至の同名漫画が原作となっている。 夏休みに横浜にある祖父の家に遊びに来ていた八坂一はたまたま入った喫茶店「方舟」で黒髪で凛とした雰囲気を持つ少女・嵐山小夜子(通称・あらし)に出会い、一目惚れをしてしまう。しかしあらしは実は約60年前に亡くなっており、一の前に現れたのは幽霊であった。一と手を繋ぐことで数時間だが過去にタイムトリップできるという特性を持ち、過去に戻って本来亡くなるはずであった人々を度々救う。なぜこのようなことができるようになったのかは不明で、あらしと一はその謎を解くために過去と今とを行き来する。 作品の性質に合わせ、挿入歌には昭和歌謡が多数採用されており、またサブタイトルには1970年代から1980年代に発表された歌のタイトルが使われている。
夏のあらし!の評価
夏のあらし!の感想
タイムスリップとか幽霊とか、オカルト要素満載
初見で見たときはわかりませんでしたが、スクールランブルの作者の作品ということはだいぶ後に知りました。そういえば、スクールランブルネタ(天満の髪型をしたキャラなど)がちらっとでてきたような気もします。いろいろと設定に突っ込みどころ満載ではあります。なんで幽霊なのに実態があるのとか、なんでタイムスリップできるのとか。それは置いといて、OPからすでに面白い。OPに流れる紙芝居のような小話や歌詞が毎回違うギミックが施されていて、飽きない作りになっています。おかげでOPを飛ばすことはありませんでした。歌もちょっとエロ要素を含んでいたり、曲調がレトロな昭和歌謡曲? のような懐かしい感じで、瞬時に僕のお気に入りとなりました。ED曲も切なくてそれでいてノリのいい曲なので自分好み。シャフト制作という点も忘れたころに思い出しますが、実写映像との組み合わせもうまいです。幽霊が実体化して、心の通い合った相手と...この感想を読む
夏のあらし!の登場キャラクター
カヤ・バーグマン
よみがな:かや・ばーぐまん 性別:女性 国籍:ドイツ 性格:クール 特徴:おだてられることに弱い 価値観:並の日本人以上に大和撫子 好きな食べ物:甘い物 物語上での目的:猪田が女学生を守るために作った「イノダハウス」の管理を引き継ぐ 弱点:泳げない 物腰:穏やか