CO 移植コーディネーターのあらすじ・作品解説
CO移植コーディネーターは、2011年3月20日から4月17日まで全5回、WOWOWの「連続ドラマＷ」枠で放送された。臓器移植コーディネーターの葛藤、利権を得ようとする病院の思惑、レシピエントやドナーの家族の苦しみなどを描いたドラマである。主役のコーディネーター大野達郎を吉岡秀隆が演じた。 厚生労働省に15歳未満の臓器移植の実施を急かされていた院長が、拡張型心筋症を患う6歳男児と、ベランダから転落し脳死状態になった6歳男児の臓器移植を成功させたいと策略をめぐらす。しかし脳死状態の男児に虐待されていた可能性があることに気づいた刑事が移植を阻止しようと奔走、騒動を知嗅ぎつけた週刊誌記者も加わる。そのような中で大野は純粋に人を助けるためにレシピエントとドナー、両方の心に寄り添い誠実に仕事をする。 キャストは他に、大野とは異なりドライで合理的な考えのコーディネーター倉本をユースケ・サンタマリア、虐待を追求する刑事を豊原功補、ドナーの母を木村佳乃、レシピエントの母を麻生祐未が演じた。
