ベストを求めるな、ベターを求めろ
田中美純
理解が深まるアニメレビューサイト
アニメレビュー数 2,474件
”ぼくらの”のアニメ公式サイトにてまず目に飛び込んでくるのは赤字で描かれたタイトルとそれに付随するトップに書かれている”操縦すれば死ぬ。それがゲームのルール。”という文句である。 当作品“ぼくらの”は小学館IKKIにて鬼頭莫宏(きとう・もひろ)が連載していた漫画がもとであり、全11巻からなる作品である。当アニメ作品では映像化するにあたって、監督を森田宏幸(もりた・ひろゆき代表作“猫の恩返し”)、演出面で大きな役割を担う音楽を野見祐二(のみ・ゆうじ代表作“猫の恩返し”)、独特な線の細い人物に息を吹き込み動かす部分である、アニメーション制作をGONZOが手掛けている。 作品のあらましとしては、壮絶なSFファンタジー作品である。ストーリーは学習交流に参加した14人の子どもたちがコエムシという謎の人物に地球を守るために戦わなければならないと告げられ、契約を結び、ジアースという大型のロボットに乗り込み、地球を救うため戦う子どもたちそれぞれの人生と運命を描いたものである。
基本はロボットと少年の王道ストーリー。だが…ロボットと少年の組み合わせは、『機動戦士ガンダム』以来の王道のアニメテーマだ。アニメオリジナル作品、もしくはアニメ化された漫画原作のロボットものも、多くは王道に倣っている。『ガンダム』においては歴代の主人公はほとんどが青少年だ。アニメの視聴世代に合っており、感情移入できること、少年の精神・肉体的成長を描けることなどが、多くのクリエイターがあえて王道を選ぶ理由だろう。『ぼくらの』も、その”ロボットと少年”ものの漫画原作のアニメだ。原作者は、鬼才・鬼頭莫宏。人間の複雑な心理模様を描き、それを主人公・主役として正当化する力を持つ類まれなる作家だ。ただし、『ぼくらの』は普通の”ロボットと少年”ものとは一線を画す。人類の未来と地球を守るために乗るロボット。それに乗った人間は、死んでしまう。『ぼくらの』は自然合宿に参加した少年少女が、偶然超巨大ロボットに...この感想を読む
よみがな:うしろじゅん ニックネーム:ウシロ 年齢(作品時):中学1年 血液型:A 身長:150 性別:男 国籍:日本 所属:自然学校参加者 家族構成:父、妹 性格:冷静で無表情、他人の痛みに鈍感 トラウマ:妹が生まれた時に母が亡くなった
よみがな:わくたかし ニックネーム:ワク 年齢(作品時):中学1年 血液型:B 身長:155 性別:男 国籍:日本 所属:自然学校参加者 性格:明るく活発 特徴:自然学校のムードメーカー 特技:サッカー
よみがな:うしろかな ニックネーム:カナ 年齢(作品時):小学4年 血液型:O 身長:130 性別:女 国籍:日本 所属:自然学校参加者 家族構成:父、、兄 性格:口数が少なく、大人しい トラウマ:自分が母親を死なせたと思っていた
田中美純
負ければ世界滅亡、勝ったとしても自分は死んでしまうという状況で悩み、戸惑う少年に対し、軍人である田中さんがアドバイスをした際に使用された、悩んだ時の考え方を表した言葉。
ウシロの父
死について、そして生きる事について語っていた時
畑飼守弘
畑飼がまだきれいな畑飼先生として時に 生徒のに言った言葉。この時はまだ”優しい先生”というので通っていたため 読者、視聴者にはこの後のゲス畑飼などそうぞうもしなかっただろう。