リミットのあらすじ・作品解説
リミットは、2013年7月12日から9月27日まで、毎週土曜0:12~0:52(金曜深夜)にテレビ東京系の「ドラマ24」の枠で放送された連続ドラマである。 「別冊フレンド(講談社)」にて連載された、すえのぶけいこ作の同タイトルの漫画が原作となっている。 桜庭ななみ演じる、クラスの中心グループに所属して充実した学園生活を送っていた高校2年生の今野水希が主人公である。しかしある日、水希がクラスの交流キャンプへ出掛けるため乗っていたバスが、山中の崖から転落する事故が発生。多くの生徒が死亡した中、生き残ったのは水希含める5人の女子生徒たち。彼女たちが、深い深い樹海の中で生き延びようと奮闘するサバイバルサスペンスである。普段は隠していたそれぞれの感情が剥き出しになり、冷静さを欠いた生徒たちは、極限状態の中で次第にバラバラになってしまう……。 2013年11月22日には、全12話が収録されたDVD-BOXが発売された。
リミットの評価
リミットの感想
交錯する人間関係、サバイバル。そして、殺人者とは?
生存者は誰だ!?生き残りをかけた、サバイバルドラマ!「リミット」を視聴した感想です。ドラマ放映当時は、面白いし、毎週気になるところで終わるので、次の放送を楽しみに見ていました。この作品は、修学旅行中にバスが事故にあい、生存した6人の高校生のサバイバルと人間関係をテーマにしたドラマです。冒頭から派手な女子や真面目な子、嫌われ者など、クラス内でのスクールカーストをえげつなく描いており、それが事故の後の人間関係にも大きく関わってくるのが見所となっています。また、外部では事故発覚までの学校側の過失や隠蔽、バス会社のずさんな管理体制など、生存者の発見が遅れていく様子が描かれています。また、助けを待つ中で、主人公達や副担任教師がだんだんと成長していく過程もドラマチックに表現していると思います。各キャストの演技もすばらしく、また各キャラクターのバックボーンもかなり緻密に考えられており、「この人はこうい...この感想を読む