サトラレのあらすじ・作品解説
2002年7月4日から9月12日まで毎週木曜日21:00から全10回、テレビ朝日系の「木曜ドラマ」枠で放送された。原作は佐藤マコトの同名漫画である。心に思ったことをすべて周囲に悟られてしまう「サトラレ」の青年外科医の里見をオダギリジョー、彼と真摯に向き合おうとする同僚の星野を鶴田真由が演じた。 その症状から、自分がそうだと知ったときに精神的に大きなショックを受けるため、里見は知人や家族、政府機関の対策委員会によって日々見守られて何も知らずに過ごしていた。里見の喜びや悲しみの声が漏れ聞こえる周囲の人々、それを隠され知らされずに日々誠実に医師としての仕事に邁進する里見、両者の交差する切ない気持ちが細やかに描かれている。そしてやがて患者の子どもに「サトラレ先生」と呼ばれたことから、里見はついに真実を知ってしまうというストーリーである。 里見の同期に佐々木蔵之介、対策委員会に杉本哲太と神田うの、里見の母親に風吹ジュンがキャスティングされた。