赤川次郎ミステリー4姉妹探偵団のあらすじ・作品解説
「赤川次郎ミステリー4姉妹探偵団」は、赤川次郎の小説「三姉妹探偵団」をベースに制作された日本のテレビドラマである。2008年1月18日から同年3月14日までの間、テレビ朝日系列の全国ネットで毎週金曜日の21時から放送された。全9話である。 夏帆が演じる佐々木家の四女・夕里子を筆頭とした佐々木4姉妹が、吉沢悠が演じる若手刑事・国友靖之を始めとした横浜中央警察署の刑事達とともに次々と起こる難事件を解決していく1話完結形式のミステリードラマである。夏帆の姉妹役として佐々木家の長女・真理に中越典子が、次女の綾子に加藤夏希が、三女の珠美に市川由衣がそれぞれキャスティングされている。 11代目三井リハウスガールで一躍名を上げ、主演映画『天然コケコッコー』で日本アカデミー賞の他数多くの賞を受賞するなど注目を浴びていた夏帆が、連続テレビドラマで初主演を果たした作品として知られる。一方、一部メディアでは視聴率の伸び悩みも報道された。
赤川次郎ミステリー4姉妹探偵団の評価
赤川次郎ミステリー4姉妹探偵団の感想
原作好きでも楽しめた
この作品の原作は、かの有名な赤川次郎の『三姉妹探偵団』である。赤川次郎の作品を読んだことのない人も、「赤川次郎」という名前を聞いたことがあるのではないだろうか?このドラマの『四姉妹探偵団』の原作こそ、その「赤川次郎」が書いた『三姉妹探偵団』である。正直、ドラマ化の話とオリジナルキャラクターとして姉を増やし、三姉妹の中で主人公ポジションに当たる夕里子を一番末っ子という設定を知った時、「どうせ、ストーリーも原作を無視するんだろう」と期待していなかった。それでも見たのは、やはり好きな作家のドラマ化だったからだ。しかしドラマは、私の期待を良い意味で裏切った。原作小説をベースにしつつ、ドラマオリジナル脚本ストーリーを違和感なく入れてきた。確かにドラマでの夕里子のキャラクター設定は原作小説とは明らかに異なっており、私自身、「これじゃない感」が拭えなかった。長女だった綾子が次女に、末っ子で中学生だっ...この感想を読む
赤川次郎ミステリー4姉妹探偵団の登場キャラクター
佐々本夕里子
よみがな:ささもとゆりこ 性別:女性 国籍:日本 性格:強気で無鉄砲 特徴:すぐ事件に首を突っ込んでしまう 特技:科学 癖:無茶な行動をして周囲をハラハラさせること 学年:高校2年 苦手科目:国語 佐々本家:四姉妹四女