スパイラル〜推理の絆〜の評価
スパイラル〜推理の絆〜についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が4件掲載中です。
各項目の評価分布
スパイラル〜推理の絆〜の感想
信じる者の幸福
本格推理と心理戦から学園コメディと人類の希望を考察できます物語は主人公の鳴海歩を中心に、月臣学園高等部などが舞台となっています。ブレードチルドレンといわれる存在や天才の兄との戦いを巡って物語が進んでいきます。構成としては、序盤が「推理マンガ」、中盤が「心理バトル」、11~15巻が「クローンや人類の起源」などテーマが変わっていきます。序盤の名探偵コナンや金田一少年〜みたいな事件、解決の展開から、ブレードチルドレンを巡る戦いに移っていくスピード感が面白いです。この作品以降、従来の事件から解決といった流れではなく「変わった推理物」が出てくることになるのですが、スパイラルが原点かもしれません。「推理物」と思って読むと予想を裏切られます。前半はそれなりに「推理物」ではありますが、ストーリーが進むと、推理対決、心理戦、頭脳戦、火器やライフルなどの銃撃戦にも発展していきます。カノン・ヒルベルト戦が面...この感想を読む