私は…莫迦だった…沈む陽をおしむばかりで…日の出の鮮やかさを かえりみようとも しなかった…!!
デュボネ
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本作は熊倉裕一による日本の漫画作品である。本作は1995年より講談社「月刊コミックボンボン」にて連載が開始され、1998年より掲載誌を「月刊マガジンZ」に変更している。また、掲載誌変更時にタイトルを「KINGOFBANDITJING」に変更している。コミックスは王ドロボウJING全7巻、KINGOFBANDITJING1~7巻が発売されている。 また、2002年5月よりNHK-BS2にてテレビアニメの放送が開始された。(全13話) 「王ドロボウ」とは狙った獲物は何でも盗むことができるものの称号であり、本作の主人公ジンがこれである。相棒のキールとともにさまざまな町を巡りながらお宝を盗んでいく。キールとともに繰り出す技「キールロワイヤル」で敵をなぎ倒すなどアクション要素もある。物語は数話ごとストーリーがまとめられており、各ストーリーには舞台や盗む対象に関係するヒロインが登場し、何らかの形で事件に絡む。
子供には難しすぎるのではないか?連載初期の1~5巻(新装版の巻数でお話しします)くらいまでは、まだ子供目線を意識しているというか、まだ子供の読者が、中身を読んでも理解できると思うんです。ただ6~7巻はちょっとどうなのかな。難しすぎるのではないかな、と思います。6巻は新興宗教がテーマですし、7巻はヒロインのお父さんが芸術と共に死んでしまうので…。元々アメコミっぽい絵柄とか、セリフの言葉遊びとか、おしゃれで大人っぽいマンガだと思うのですが、まだ連載初期はコミカルな場面を入れたりして、子供が読んでも分かるようにしていると思うんですよね。しかし、連載後期は読者不在というか、どこに向けて描いているのか分からない印象です。マンガ自体が読者に向けてメッセージを放っているとか、面白くしようという気持ちがあればいいんですが、やっぱり6~7巻に関しては、ずっと暗い感じで、子供の読者に対して描こうとしていないのが伝わ...この感想を読む
デュボネ
夫と息子の死を悲しみにひたるばかりだったデュボネ伯爵夫人が、自分の傍に寄り添い、弟の代わりを務めようと気丈に振る舞う娘の愛に気づいたときの言葉