ポケットモンスター4コママンガ劇場のあらすじ・作品解説
ポケットモンスター4コママンガ劇場とは1990年代から2006年にかけてスクエア・エニックス発行の様々な作家によって刊行されていた「4コマ漫画劇場」のうちポケットモンスターを題材としたものである。 このポケットモンスター編の単行本は1996年より発売されていて全5巻となっている。(2巻以降には月刊少年ガンガンに連載されていたポケットモンスターギャグワールドも含まれている) このマンガの元となったゲームは1996年から2015年現在に至るまで発売されているポケットモンスターシリーズとなっていて、このシリーズのゲームは全世界で1億6000万、(ブラック・ホワイトまで)派生作品を含めると2億3000万本と国内のみならず世界中で人気のゲームでRPGシリーズのゲームとしては世界一の販売台数となっている。 1997年からテレビ東京系列でアニメ化もされており現在も続く長寿番組となっている。 他にもぬいぐるみなどの関連商品も多数販売されている。
ポケットモンスター4コママンガ劇場の評価
ポケットモンスター4コママンガ劇場の感想
ポケットモンスター4コマ漫画劇場
ポケットモンスターの世界を4コマ漫画で描いた短編ストーリー集です。ポケモンの世界といえば、ポケモントレーナーがポケモンと共に旅をするというイメージが一般的であり、どうしても人間主体の視点から描かれることが多いものです。本作においてももちろんトレーナーは出演しますし、ゲームの世界観を深く反映させてはいますが、一般的な漫画やゲームにはないオリジナリティも加えています。その一つがポケモンがヒト語を話す、トレーナーやほかのポケモン同士で会話するという点でしょう。これによりポケモンの感情が読者に伝わりやすくなり、ポケモンがトレーナーや日常に対して何を感じているのかがつかめるようになり、同時にポケモンも感情を持った生き物であるということが再認識できると思います。ペットとして愛されている犬や猫もヒト語を話さない存在ですが、我々人間と同じように感情を持ち、ストレスや喜びを感じる生き物であるということも思...この感想を読む
アンソロジーって大人向けだよな
ポケモンのアンソロジーシリーズ第3弾!これはかなり初期に買った記憶があります。この作品はいろんな漫画家さんたちの4コマ漫画がたくさん掲載されています。これって公式がどこまで認めているのかよく知りませんが、要は一般向け同人誌ですよね。ただ、ポケモンは子ども人気が高い割りにこの手の本はネタがマニアックなので、子どものときはよくわからないネタがたくさんでした。ただ、よくわからないながらもなんとなく楽しめるのがこの本の特徴かと思います。また、この本の最後には「漫画家募集」みたいなことが書いてあり、それを見た自分は頑張って採用されたい(?)でポケモンの漫画の練習をした記憶があります。今となっては懐かしい記憶ですね。