この映画に 出会えて良かった。
雰囲気のまとまりと、自己満足で終わらない完成度の高さ。こういうぱっと見、おしゃれさんが好きそうな雰囲気良さそうな映画は、雰囲気だけ良くて伝えたいものがよくわからなかったり、作者の自己満じゃないかと思うほどの出来のものがまれにあります。もちろん玄人が観たら違う視点で観れるのかもしれないし、映像作品としては雰囲気重視のものも良いと思いますし、正直僕自身もそういう作品は嫌いではないです。しかし本作は雰囲気だけの作品にとどまらず(解釈がうまくできず、そう感じている方もいるかもしれませんが)、ストーリーもしっかりしていて感動でき、大切なことを教えてくれる、そんな映画という感想を持ちました。窪塚洋介、新境地にして真骨頂「GO」や「狂気の桜」、その他近年の作品でもそうですが、窪塚さんといえば少々気の強そうないわゆる「オラオラ系」の役が多かったり、強めなセリフまわしが特徴的な俳優さんですが、今回のテル役は...この感想を読む
5.05.0
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