武藤里伽子 - 海がきこえるのキャラクター

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小説レビュー数 3,368件

海がきこえる

4.504.50
文章力
4.50
ストーリー
4.50
キャラクター
5.00
設定
4.00
演出
4.50
感想数
1
読んだ人
2

武藤里伽子のプロフィール

本名武藤里伽子
よみがなむとうりかこ
性別女性
国籍日本
所属東京の女子大
ポリシークラス活動にも参加しない
特徴両親の家庭問題で、5年生(高校2年生)の8月に東京から母親の実家のある高知に引っ越してくる
価値観高知弁をあからさまにバカにする
物語上での目的東京の女子大に進学する
苦手人付き合いが苦手
外見容姿端麗

海がきこえるの他の登場キャラクター

海がきこえるの感想

夏の思い出を描く名作『海がきこえる』

王道だからこそ都会から引っ越してきた転校生との甘酸っぱい思い出を描いている作品ですが、このありそうで無いような、あったらワクワクしてしまいそうなオーソドックスにも思える恋物語だからこそ引き込まれてしまうのだと思います。その中には、複雑な家族関係や予期せぬ展開などを要所要所で描いている事でオリジナリティもありますので、ドキドキしながらも安心感がある小説だと思います。地元から遠く離れた場所で卒業後に再会するという物語の作り方もど真ん中を突くストーリーで爽快な気分になります。学生時代のリアルな姿を描いた作品だからこそ、余計な邪魔の無いシンプルな構成に好感がもてるのだと思います。登場人物の魅力この物語に登場する二人の主役はそれぞれ魅力的な人物像に描かれています。杜崎拓は一言で言うと普通の男子高校生です。強いて言えばお節介というか人がいい感じの人間だと思います。そんな何処にでも居そうな男子高校生...この感想を読む

4.54.5
  • エイジエイジ
  • 163view
  • 2019文字
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