それぞれのキャラクターの完結
名の通りで言えば王の帰還は主人公のフロドではなく、人間のアラゴルンが長年不在だったゴンドール国の王として帰ってくるそれは最高の状態で人間の中でも長寿に当たるアラゴルンの生い立ちを知ってからこの映画を見るとアラゴルンがどれだけ長い間己を律しいずれ王となるために、そして愛する者の為に考え苦しみ抜いてきた年月はけして短い期間ではなかったであろうと感じさせられます。そしてこの場にボロミアがもし生きていたのならばどういう姿であったろうかと最後にようやく気持ちが通じ合えたのにその気持ちはアラゴルンから弟へと伝わっていくのでしょう。映画には上映時間がありますから限られた中ですべてのキャラクターの話の完結までは描かれてませんそう言う点で言えばギムリとレゴラスの原作の中での最後はなかったかなと言うのは残念な気がします。各それぞれのキャラクターにそれまで生きてい来た細かい生い立ちがありますのでホビット達が...この感想を読む
4.54.5