エウメネスのプロフィール
本名 | エウメネス |
---|---|
よみがな | えうめねす |
性別 | 男 |
住まい | マケドニアの首都ペラ、アッタロス邸 |
所属 | 管理部門の職 |
趣味 | 書物 |
特技 | 手先が器用 |
トラウマ | 幼いころ母を目の前で殺される |
人種 | スキタイ人 |
学校の成績 | ダントツ |
養父からの評価 | 人に無い能力がある |
物語の憧れの人物 | 英雄オデュッセウス |
ヒストリエの他の登場キャラクター
ヒストリエの感想
天賦の才を持った書記官と二重人格の大王
「バルバロイ」と見なされた強烈な幼年期紀元前4世紀、アレクサンドロス王に仕えた書記官エウメネスの幼年期は、まさに悲愴と思われるようなものだった。物語の序盤、主人公のエウメネスは裕福な家に生まれ、知力や才能にも恵まれて理想的な暮らしをしていた。しかし、そんな暮らしはスキタイの奴隷であったトラクスが脱走したことによって、一変してしまう。これまで両家の「お坊ちゃん」として可愛がられていたエウメネスが異民族を指す、バルバロイだということが明らかにされるや否や、彼の地位は奴隷に落ちてしまう。仕えていた家人によって父を殺され、これまで実の家族として疑わなかった母や兄との関係が一変し、家を乗っ取られたエウメネスは、心まで奴隷のそれになる。これまで自由に読めていた書物が読めなくなり、好きだった少女にも会えなくなり、動揺し、泣き暮れる姿は側から見てもとてつもなく悲痛だ。普通の子どもであればここで挫けている...この感想を読む