アレクサンドロスのプロフィール
本名 | アレクサンドロス |
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よみがな | あれくさんどろす |
性別 | 男 |
国籍 | マケドニア |
性格 | 文武両道、謙虚 |
特徴 | 左右で瞳の色が違い、左目の上あたりに蛇のような形をした痣がある |
物語上での目的 | 次世の王アレクサンドロスを支えマケドニアの将来を担う人材 |
職業 | 学生(幹部養成学校) |
家族 | フィリッポス第4王妃オリュンピアス(母)、アレクサンドロス(父) |
愛馬 | ブーケファ |
注目すべき点 | 二重人格 |
ヒストリエの他の登場キャラクター
ヒストリエの感想
天賦の才を持った書記官と二重人格の大王
「バルバロイ」と見なされた強烈な幼年期紀元前4世紀、アレクサンドロス王に仕えた書記官エウメネスの幼年期は、まさに悲愴と思われるようなものだった。物語の序盤、主人公のエウメネスは裕福な家に生まれ、知力や才能にも恵まれて理想的な暮らしをしていた。しかし、そんな暮らしはスキタイの奴隷であったトラクスが脱走したことによって、一変してしまう。これまで両家の「お坊ちゃん」として可愛がられていたエウメネスが異民族を指す、バルバロイだということが明らかにされるや否や、彼の地位は奴隷に落ちてしまう。仕えていた家人によって父を殺され、これまで実の家族として疑わなかった母や兄との関係が一変し、家を乗っ取られたエウメネスは、心まで奴隷のそれになる。これまで自由に読めていた書物が読めなくなり、好きだった少女にも会えなくなり、動揺し、泣き暮れる姿は側から見てもとてつもなく悲痛だ。普通の子どもであればここで挫けている...この感想を読む