アニメという枠を超えた映画
初めてこの映画を観たとき、スケールの大きさに圧倒されました。 人間世界の話とはいえ、架空のストーリーだし、内容的にも結構子どもが観るには難しい気がしますが、そういうものを全て超えて、ただただすごいなと子どもながらに感動しました。 あと、音楽がまたすごくて、映画音楽とくにアニメ映画の音楽で、ここまで映画にあった音楽を作れる人は一体誰なんだろうかと調べ、久石譲という人が作っているのだなと言うことをしり、本気で弟子にしてもらいたいと思っていたあの日々が懐かしいです。 あの音楽無しに、あの映画は完成しなかったと思います。 あと、オウムも蛍の幼虫が元になってるなんていうのを聞きつけ、探しに行った記憶があります。 それだけ、風の谷のナウシカは、ただのアニメの世界ではなく、私の心の中に生き続けるものとして、深く刻まれたのだと思います。 特に、オウムの金色の糸にナウシカが降り立ったとき、感動して涙が出てきました。 ばばさまが、言い伝えられてた伝説の救世主として、ナウシカのことを表すのですが、それがまたカッコいいのです。「そのもの青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」みたいなセリフだったと思うのですが、いつも、宮崎アニメではこういう言葉や呪文が出てきて、それがすごく心に突き刺さるのです。人間としてカッコいいというか、そういう言葉の使い方に憧れちゃいますね。
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