竜巻オタクたちのすさまじい執念
トルネードハンター兼学者の主人公は、同じ学者の妻から離婚届のサインをもらうために竜巻発生地帯にいる妻に出会うが、同じ場所でかつての仲間だった男が、主人公のアイディアを盗用した装置を携えて巨大竜巻の調査に来ていた。主人公が来た目的は違ったが、結果主人公は妻のサポートをするため巨大竜巻の調査をすることになった。途中竜巻が家畜や家などを巻き込んですさまじい進み方をし、もはやこの中に調査装置を飛ばすことはムリだと主人公たちは考えたが、あるものを見て、主人公は調査装置の改良を思いつく・・・・・・。 この映画はこれでもか、というほどのパニックムービーです。見ている途中おなかいっぱいになってきますので、パニックムービーが苦手な方は、少々厳しいかもしれません。 竜巻発生装置がガチャガチャの玉の中に細かい装置を仕込んで羽をつけたものという非常にアナログな装置だったので、「え?」と思わずにいられませんでしたが、装置を竜巻の中に入れるまでの大変なシーンが、この映画の見所でした。 アメリカ中部では、毎年のように大規模な竜巻が発生し、家や学校などの公共施設には、地下に避難用シェルターがあるそうです。先日もアメリカで大規模な竜巻被害が発生し、日本でもニュースになりましたが、地球が温暖化すればするほど世界中で竜巻の発生頻度が上がるそうです。 実際、一昨年茨城県でもかなりの竜巻被害が発生し、非常にショッキングな映像をニュースで見たときは、何とも言えない気持ちになりました。 日本もこれから竜巻の研究が盛んになるのかもしれません。
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