もっと評価されるべきアニメ。サウンド好きにはたまらないかと。 - イノセント・ヴィーナス -INNOCENT VENUSの感想

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イノセント・ヴィーナス -INNOCENT VENUS

4.504.50
映像
5.00
ストーリー
4.00
キャラクター
4.00
声優
5.00
音楽
5.00
感想数
1
観た人
1

もっと評価されるべきアニメ。サウンド好きにはたまらないかと。

4.54.5
映像
5.0
ストーリー
4.0
キャラクター
4.0
声優
5.0
音楽
5.0

目次

ハイクオリティなサウンド

アニメにはもったいないくらいの挿入曲のクオリティだと思います。

しかも、このアニメを見たあとに色々テレビでニュースや他のアニメを見てると所々イノセントヴィーナスでの曲が使われているので、やっぱりいい曲なんだなと思いました。

アニメのなかでシーンごとの背景や登場人物の顔の表情によくマッチしています。

特に印象に残ったのは、

最初のごらとさなが追いかけっこしてたあたりだったかな?さな達の閑散で暗く、それでもって神秘的なアジトを写しているときの絵と、儚く静かなイメージを想像させる挿入曲の部分。

もうひとつは、

ラストのさなと丈の会話部分からのシーンでの、開放感あるピアノの曲。

ふたつとも鳥肌がたつくらい美しいサウンドです。

最近のアニメはグロ系+泣ける系でよくこのようなピアノなどの弦楽器や打楽器を使った自然で、神秘感のある曲が使われることが多々ですが、このアニメ以上に素晴らしく印象に残るものはありませんでした。むしろこのアニメの曲しか頭に残っていません。

きっと曲だけの問題ではないんだろうなと思います。

ファントムと丈が戦うシーンでの曲も切迫感がよりつたわってきますし、仁が丈を裏切るときの挿入曲は、丈の表情と仁の表情をよく汲み取った曲となっています。

絵ありきの曲・曲ありきの絵だと思います。

もっと制作費と時間があれば・・・。

ストーリー的には少し「ん?」と思ったり、「展開が早すぎ!」と思う部分がしばしば見られます。

おそらくは見出しにも書いたとおり、制作費の少なさと、放映時間が多くとれなかったところに原因があるかと思います。

本当はもっとコマを増やしたかっただろうに、限られた枠のなかで終わらせなければならないというジレンマ。

だからあんなに短時間で貴重な役でもあるファントム集団がまとめて3人殺されたり、

倭寇の登場シーンが圧倒的に少なく、司馬虎二も2枚目キャラの主要人物でありながらここ!といったシーンもなくなってしまったのだと考えられます。

特にひどかったのはマキシマス・ドレイクとレニー・ヴィクロウ。

いろんな人物と関わりのあるレニーはトップのドレイクとスティーブなどのその他ファントムの間にいる地位でもあるので、なおさら出番もなく、イノセントヴィーナスの話の中心となる目立った戦闘シーンもほぼ0。司馬虎二と恋仲?であるならばもう少し深く掘り下げてほしいですし、アニメを見終わったあとのレニーという人物はどうだったのか?ときかれても答えるのに困るくらい存在が薄かったです。

ドレイクに関してはロゴスのパーティでスパイを射殺して仕事を終えたファントムの部下を見下ろすシーンしか覚えてません・・・。丈と戦ったときも、アニメではラスボスとして登場するくせに瞬殺された記憶しかありませんでした。

とにかく、主要な登場人物の存在が薄いのはちょっとマイナスでした。

放映時間がもう少し長ければもっと違ったのかなと思います。

さな・丈・仁に関してはまあまあちょうどいいかな、という感じです。

仁の伏線は、最初の仁の台詞でなかなかバレバレでしたがそれはそれで楽しみながら見ることができました。

仁が丈を裏切ったときの仁の腹黒い声と表情やさなの純白のヴィーナスっぽい存在、セブンチルドレンの非現実的で神秘的な存在などには目を見張るものがあります。

あとひとつ、途中で笑ってしまったのがグラディエーターの肩にかかれている搭乗者の名前一文字の部分。

ドレイクなら「怒」、青狼なら「青」、丈であれば「丈」・・・と書かれていてすごくかっこいいし、ドレイクに関しては性格も表している漢字なのでよく考えたなと感心していましたが、

ファントムのなかのスティーブのグラディエーターのみカタカナで「ス」というのはいかがなものかと・・・(笑)

「ス」ってなんだよ!って思わず突っ込んでしまいました。

性格も死に際も素晴らしかったスティーブさんにもう少し配慮していただきたかったです(笑)

キャラ・絵の質・豪華声優陣からしてもっと評価されるべき

準主要キャラの存在の薄さを除いて総合していえば「もっと評価されるべきアニメ」だったと思います。

上でも述べたとおりサウンドの素晴らしさや、機械の動きやCG・キャラや背景の画は非の打ち所のないくらい素晴らしいものだったと思います。

なかでもグラディエーターやライトウォーリアの繊細な動きやかたちのデザインはロボット好きならたまらないものがあるかと思います。

鶴沢仁の白いグラディエーターは個人的にかっこいいです。

評価されなかった原因として、わたしなりの考えですが、一番はWOWOWだったからっていうのが大きな理由かと思います。

視聴者が限定されてしまっているので。特に一人暮らしの学生やフリーターなどのおかねのない方々は見れない状況だったと思います。アニメを見る方々は結構その範囲が一番多いと思われるので、製作側は惜しいことをしたなと思いました。

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