ほんとすき!でも中身ない! - 勇者ヨシヒコと悪霊の鍵の感想

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勇者ヨシヒコと悪霊の鍵

4.354.35
映像
4.13
脚本
5.00
キャスト
5.00
音楽
4.50
演出
4.50
感想数
4
観た人
7

ほんとすき!でも中身ない!

3.53.5
映像
3.0
脚本
5.0
キャスト
5.0
音楽
4.0
演出
4.0

目次

今までにない作品でゆるすぎる

なんだこれは!!!私が最初に思ったことである。こんなゆるいドラマがあったか。こんなテキトーなドラマがあったか。私は驚きとともに笑いを抑えることはできなかった。とにかく手作り感満載なのに、とてつもなくてがこんでるのがこの作品の魅力であると思う。だって、出てくるモンスターダンボールとかで作られてるけど、手抜き感半端ねぇ!と思うけど、めっちゃすげーよ!あんなの小学生が必死こいて作っても作れないよ!原作に愛がある素晴らしい大人じゃないとあんな番組として成立するクオリティは作り出せないと思う。中身ないけど。ストーリーは皆無と言っていいほどだけれども、製作者側の愛をひしひしと感じる作品。

大げさすぎるクオリティのオープニングと

オープニングだけエグいくらいにカッコイイ。なんでここだけこんなに手がかかってるのか、らこれからなにが起こるんだ!?的な感じでめっちゃくちゃワクワクするのに、、、いざ本編が始まると圧倒的な手作り感。このギャップが笑いへと変換されるメリハリとなっているのだろうか。そして、こんなゆるゆるな感じなのに謎に役者陣が豪華。主役が山田孝之て。そして、仏の佐藤二朗がもう素晴らしすぎる。これはアクセントどころではない。スパイス効きすぎているよ。仏の存在感圧倒的すぎるよ。ベテラン俳優の枠組みに入るはずの佐藤二朗が安定のウザさを醸し出しているのがもうこれは笑うしかないのだ。そしてちょい役として扱われる豪華な俳優陣の数々。このクオリティのギャップがあんなに面白いドラマを作り上げたのだと思う。

なんか一緒に冒険してる気になる

なんといってもくだらない勇者一行のほんとくだらない一面が垣間見える本作。なぜ勇者が猫じゃらしで遊ばれてる。なぜ金八先生がいる。なぜムラサキがお色気してレスリングに勝つ。色々な勇者一行の日常が見られてなんか、一緒に冒険している気分になるから不思議だ。それがこの物語に引き込まれる一つの魅力なのかもしれない。そして最終回。4人ともスライムになって敵陣に挑んでいく姿がすごく可愛い。階段登ってる場面なんか一生懸命登ってる感じが可愛すぎる。そしてなぜバレない。とにかく、意味わからないとおもうとあーそういうことかーとなんか納得させられての繰り返しで、物語とコントの境目をいい加減にかいくぐってるすごくバランスのとれた良作だと思う。こんな素晴らしい作品を見せてくれてありがとうございました。

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他のレビュアーの感想・評価

仏のうっかりが初回から炸裂

予算の少ない冒険活劇、再び…「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」を視聴した感想です。この作品は、2011年に第一シリーズが放送され、好評を博した「勇者ヨシヒコ」シリーズの第二作目です。初めて勇者ヨシヒコを観たときの衝撃は忘れることができません。深夜のドラマ枠で、まずドラゴンクエスト風の冒険活劇をやろうという企画を、よく思いついたなと思います。ありそうで無かった題材ですよね。ドラマが始まった時、「新しい物が始まった」ワクワク感がすごくありました。勇者ヨシヒコは真面目な物語ではなく、ドラゴンクエスト風を装ったコメディです。「壺や樽は壊してもいいルール」に乗っ取り、ヨシヒコが真面目に破壊していったり、井戸の中に親切な魔物がいたりと、ドラゴンクエスト本家のオマージュ的な笑いの数々が登場します。その笑いの持っていき方も引き出しが多く、「よく考えているな」と、非常に気合いが入っていると思いました。また、勇者ヨシ...この感想を読む

4.04.0
  • naonao
  • 125view
  • 2071文字
PICKUP

勇者ヨシヒコの面白さ

とにかく面白い!この作品を見て、笑わなかった人はいないだろう。なんといっても、個性的なキャラクターたち。私が個人的に好きなのは、メレブである。独特の口調といい、魔法のポンコツさといい、憎たらしさを兼ね備えた、個性の塊のようなキャラクターとなっている。そのほかのキャラクターたちも、個性豊かで、それぞれの個性の掛け合いが、面白さを生み出している。メインキャラクターの4人以外にも、個性が豊かで、少し変わったキャラクターが多い。仏。仏は、このドラマに大きな笑いを生み出す一因である。佐藤二朗さん演じる仏により、ストーリーが少しずつ進んだり進まなかったり…と、ストーリーに重要なキャラクターでもある。出てくるたびに、ヨシヒコたちとの面白い掛け合いが起きる。佐藤二朗の元々のキャラクターが生かされているようにも思える。また、ヨシヒコが、仏を目視するには、日食グラスを使わなければ見えない点は、シュールである...この感想を読む

4.94.9
  • まるままるま
  • 131view
  • 2003文字

俳優陣の自由な演技が光るドラマ

中毒性のある独特な世界観「勇者ヨシヒコ」のドラマシリーズはドラクエのパロディドラマです。今までにない、独特な世界観があります。ドラクエの有名なモンスターが冒頭から出てきたり、戦いのシーンがゲームと似ていたりします。ドラクエのパロディですが、ゲームを知らない私でも十分に楽しめるドラマです。パーティが全滅してしまうと全員が棺桶になって教会にテレポートするシーンや、調べ物をするときに建物の中にある壺を割ったりするシーンは本当におもしろいです。このドラマは低予算の冒険劇と謳っているように、小道具などは手作り感満載です。しかし、それがとてもいい味を出していてドラマの魅力の一つになっています。紙でできたモンスターたちが可愛らしく思えます。主人公が仲間を集めて悪者を退治するために冒険をするというシンプルな内容のドラマですが、毎回毎回声を出して笑えるほどの面白さです。冒険で訪れる村ごとに様々な特徴があ...この感想を読む

5.05.0
  • ロムロム
  • 129view
  • 2002文字

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