ほんとすき!でも中身ない!
今までにない作品でゆるすぎる
なんだこれは!!!私が最初に思ったことである。こんなゆるいドラマがあったか。こんなテキトーなドラマがあったか。私は驚きとともに笑いを抑えることはできなかった。とにかく手作り感満載なのに、とてつもなくてがこんでるのがこの作品の魅力であると思う。だって、出てくるモンスターダンボールとかで作られてるけど、手抜き感半端ねぇ!と思うけど、めっちゃすげーよ!あんなの小学生が必死こいて作っても作れないよ!原作に愛がある素晴らしい大人じゃないとあんな番組として成立するクオリティは作り出せないと思う。中身ないけど。ストーリーは皆無と言っていいほどだけれども、製作者側の愛をひしひしと感じる作品。
大げさすぎるクオリティのオープニングと
オープニングだけエグいくらいにカッコイイ。なんでここだけこんなに手がかかってるのか、らこれからなにが起こるんだ!?的な感じでめっちゃくちゃワクワクするのに、、、いざ本編が始まると圧倒的な手作り感。このギャップが笑いへと変換されるメリハリとなっているのだろうか。そして、こんなゆるゆるな感じなのに謎に役者陣が豪華。主役が山田孝之て。そして、仏の佐藤二朗がもう素晴らしすぎる。これはアクセントどころではない。スパイス効きすぎているよ。仏の存在感圧倒的すぎるよ。ベテラン俳優の枠組みに入るはずの佐藤二朗が安定のウザさを醸し出しているのがもうこれは笑うしかないのだ。そしてちょい役として扱われる豪華な俳優陣の数々。このクオリティのギャップがあんなに面白いドラマを作り上げたのだと思う。
なんか一緒に冒険してる気になる
なんといってもくだらない勇者一行のほんとくだらない一面が垣間見える本作。なぜ勇者が猫じゃらしで遊ばれてる。なぜ金八先生がいる。なぜムラサキがお色気してレスリングに勝つ。色々な勇者一行の日常が見られてなんか、一緒に冒険している気分になるから不思議だ。それがこの物語に引き込まれる一つの魅力なのかもしれない。そして最終回。4人ともスライムになって敵陣に挑んでいく姿がすごく可愛い。階段登ってる場面なんか一生懸命登ってる感じが可愛すぎる。そしてなぜバレない。とにかく、意味わからないとおもうとあーそういうことかーとなんか納得させられての繰り返しで、物語とコントの境目をいい加減にかいくぐってるすごくバランスのとれた良作だと思う。こんな素晴らしい作品を見せてくれてありがとうございました。
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