コミカルでアップテンポなドラマ
ドラマ制作スタッフのチーム力
このドラマと同じスタッフが作った連続ドラマがどれもとても面白かったので、この作品も観てみることにしました。やはりドラマや映画において脚本は作品の出来の最重要ポイントなんだと思います。とてもテンポよくコミカルに展開するので毎回とても楽しく観賞できました。「重版出来」や「逃げ恥」、「コウノドリ」など、このチームで制作された他のドラマに比べるとこの作品はテーマが軽く、自分に置き換えて考えさせられるといった内容ではありませんでしたが、やはりセリフ回しや細かいところの小ネタや演出の手が込んでいて、良い仕事するなぁと感心しました。特に掟上今日子と厄介が2人で何日も徹夜するシーンでの目の下のクマをがっつり入れたメイクはすごかったです。新垣結衣を醜くメイクアップするというのは大きなリスクを背負っての決断だったはずです。ストーリー内では、解明されてない謎がいくつも残るのでサスペンスとしては良作ではない気もしますが、コメディとしてはとても良い作品だと思います。
岡田将生の成長
昔から岡田将生は好きで、出演作を何本も観てきましたが、大人になってきたなーと親戚のおばさんのような心境になりました。16歳で仕事でファーストキスを経験したという彼は、ほとんど恋愛経験がないまま人気が出て忙しくなったせいか、ラブシーンは下手くそでした。映画などでも何度も撮り直しされただろうに、仕上がりはやはりぎこちなさ過ぎて経験不足があからさまに露見していました。ですがこの作中で新垣結衣演じる主人公にキスした時は仕草が自然でスムーズだったのでちょっと驚きました。ラブシーンも散々演じてきたから上手くなったのか、プライベートでさすがにそろそろ実践経験を積んでいるのかと要らぬ深読みをしてしまいました。
ガッキーファンへのサービス
このドラマの中で新垣結衣さん演じる掟上今日子はしょっちゅう大胆にスカートをまくり上げて太ももに書いてあるメモを探したり読んだりしていますが、あれには男性ガッキーファンは戸惑ったのではないでしょうか。もしくは単純に狂喜したのでしょうか。女性の私から見ても、めったに肌の露出をしないガッキーの太ももが露わになるたびについガン見してしまいました。肌の質とか肉の付き具合とか気になって仕方ありませんでした。セクシーさは売りにしていない女優さんなので見ていてドキドキしました。それも演出の狙いだったとしたら大成功だと思います。
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