生きることを考えさせられるアニメ - 無人惑星サヴァイヴの感想

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無人惑星サヴァイヴ

5.005.00
映像
4.00
ストーリー
5.00
キャラクター
3.50
声優
4.50
音楽
5.00
感想数
1
観た人
1

生きることを考えさせられるアニメ

5.05.0
映像
4.0
ストーリー
5.0
キャラクター
3.5
声優
4.5
音楽
5.0

目次

環境の変化

この話は近代文明の発達した世界の少年少女とロボットの猫が無人の星にたどり着き

生きのびるために成長していくお話です。

この世界で様々な思いを抱えて様々な環境の子供たちがなんの知識も経験もなく

何もない、見知らぬ星で生き延びることがどんなに難しいことかわかりません。

これは見知らぬ星にかかららず、私たちの現世にも共通する部分があります。

人は自分のしらない領域はとても怖いことで、難しいことだとおもいます。

でもどちらにもしなければならない境遇になったとき突破しないといけない勇気が必要です。

その勇気を育てるための環境の変化を受けとめきれるが問題だと思いました。

人間関係

この作品にでてくるキャラクターは友達や知り合いではあっても決して

仲のいいキャラクターたちばかりではありませんでした。

苦手や、得意、それぞれの持ち味もちがいます。

そんな無人の星で生活をともにしている彼らにも、もちろん衝突がありました。

この世の中で理解できない部分や、受け入れがたい部分はよくあることだと思います。

でもだからと言って受け入れらないことや理解できないことが絶対ではないということを知りました。

過酷な環境のなかで確実にこのキャラクターたちの中にできている絆は切っても切れない絆だと

当時の私は感じました。

友人関係を作ったり人間関係を構築するのが苦手だった私はこの作品をみて

言いたいことを言い合える本当の関係ってこういうことなんだって感じました。

新しい種族に対して

この作品の後半には無人の星だと思っていた惑星に新しい種族が登場します。

人間は見ず知らずのわからない種族に抱く感情は恐怖や好奇心などいろいろありますが

相手をそのまま受け入れることは難しいと思います。

そんな中主人公のルナはその種族を受け入れみんなとの橋渡しになります。

未知の存在とは怖いものですが、言葉や感情が通じる相手は理解できる!受け入れられる!

っと感動しました。

このアニメは自分と他人、環境と新しいことへの前向きな気持ちや勇気を持つことを

教えてもらいました。

さまざまな人々の感情が渦巻く中、自分も他人も思考も文明も

受け入れるということが難しく、しかしいかに大事かというとをアニメを通して教えられました。

友情というものが愛情も含めて尊く、難しく、しかし必要なものであることを教えてもらいました。

気持ちを伝える、言葉にすることの大切さ、ぶつからなければわからないという

彼女たちの生き方は私たちの小さな心のすみずみにしみわたるアニメだったと私は確信しています。

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