若い頃観た映画で忘れられません
あらすじ
白血病に侵され余命わずかな少女が人生に失望した中年男を立ち直していく過程をテーマにして作られた映画です。
偶然の出会い
病院で偶然主人公の少女の父親に間違われた中年男がまだ若い少女の運命を聞かされて、少女のために自分が一生懸命になっていく変化とラストの感動的なシーンが見どころの映画です。
改めて映画を観て
この映画は1970年代に放映されたものですが、今はあまりありませんが、当時は2本立てとか3本立ての映画が多く、この映画ももう1本の映画が観たくて行った結果、こちらの方が思い出になった映画でした。そのため、見終わった後はこちらの映画があまりにも衝撃的だったので、今となってはもうひとつが何だったのか今は覚えていません。
世間では「B級映画」として紹介されているようですが、私は30年近く過ぎた時も良い映画だと思っていて、もう一度観たいと探し回った結果、DVDが発売されているのを見つけて、躊躇せずに購入しました。
届いたDVDを早速観て、涙ボロボロでした。
この映画の私なりに気に入っているポイントをいくつか挙げてみたいと思います。
まず、映画を観た最初は主演のステラ(パメラ・ヴィロレージ)が顔はもちろん、天真爛漫なふるまいに可愛いと思いながら観ていました。それと、ステラとリチャードのやり取りも絶妙で、途中も飽きることなく観られました。
しかし、ストーリーが進むにつれて、私は次第に内容にはまり込んで行きました。
初めに紹介したように、病院の待合室で人生につかれた中年男(リチャード・音楽家)がステラ(パメラ ビロレッジ)の父親と勘違いされ、彼女が白血病で余命3か月と聞かされ、また、ステラもリチャードのことを父親のようなぬくもりを感じて付きまとい、結果、ステラは自分の残りの人生をリチャードを何とか立ち直させようとする、また、若い少女が中年男を変えていく、そのストーリーがこの映画の見どころと思います。。
ラストは・・・やはり言わない方が良いと思います。しかし私はこのラストシーンの間中、改めて買ったDVDを見ながら当時の映画で一度観たにもかかわらず、涙ボロボロでした。2度、3度と観ましたが、その都度こみ上げるものがありました。
B級と言われるゆえんかなと思いますが、決して派手ではない映画です。また、特に映像に技術を駆使したところもない映画ですが、ストーリーで勝負した映画でこの映画に出会った私は大変ありがたく思っています。
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