ころな
時をかけるリモコン
全ては決まっていたこと
最初はこの映画面白いのかな？って正直思っていました。でもだんだんと辻褄があっていくうちに物語にのめり込んでしまいましたね(笑)結局彼らがタイムマシンに乗って物事が変えることが決まっていたこととは！タイムスリップものということで最初意味のないことや無駄な描写じゃないかなって思ったことが途中から、ああ！あれは伏線だったのかとどんどんスッキリしていくのがなんとも爽快感があります。まさかカッパまで伏線だったなんて思いもしませんでしたからね。コメディだから作品もすごく明るいし、脚本もとても丁寧に作られているなって感じました！未来の様子はあまり描かれてはいませんが、タイムマシンはきっとホセが作ったに違いないと期待しています。また最後に甲本が[苗字って変えられるのかな]って言葉！田村が未来からきた柴田の息子だということはわかったので、できれば甲本の子供であってほしいなって。
リモコンの謎
99年たっても壊れないリモコンってものすごいですね！このエアコンのリモコンはいったい誰が作ったんだろうって思ってしまいました。だっていくら防水対策したとはいえ、99年も時がたったら劣化しますよね。柴田の[化石]って言葉の伏線がまさかこの掘り起こされたリモコンだとは思いもしませんでした(笑)タイムマシンというファンタジーちっくな話のなかにもくだらない部員たちの行動には自分の青春時代を思い出させてくれるので、見ていてなんだか懐かしい気分にもなれました。そして間の使い方がすごい良いです！ちょっと場の空気がしらける感じとか古典的でありつつもわかりやすくていい。元々は舞台でやられていたものらしいので、そういう描写がすごく丁寧だと思います。
神様を探せ！
伊藤の終盤の言葉で[神様]という言葉がでてきます。調べてみたらなんとこの映画ちゃんと神様がいるらしいということで注意深く物語とは別なところへ目を向けてみました。ちゃんといました！(笑)じつはエキストラで升毅さんが何役もこなされているんですよね。わかりやすいところでいえばお遍路さんや村人や測量士など！意識してみてないと見逃してしまいますよね。でも神様はずっとこのタイムトラベルを見てきたということになります。物語には直接関係のないことではありますが、こういう遊び心のある作品って何回でもみたくなるし大好きです。薬局前のポスターにも神様がうつっていて、タイムパトロール実施中って書いてあるんですよね(笑)こういう細かいところまで作りこまれているのに感動です！
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