ハケンの品格　感想 - ハケンの品格 HAKEN NO HINKAKUの感想

篠原涼子演じる大前春子は、なぜ派遣社員を貫くのか？

いくつもの資格を持つ大前春子は周りの社員から、大前春子にできないことはないと思われています。実際にこんなに資格って取れるのかなぁ〜とおもいますよね。ドラマの中でも車がエンストしてみんな大前春子に任せた結果、部品ボロボロになったし（笑）できない！って言えない大前春子の強がりも可愛いいけど。最初から言えよ！って言った東海林主任に笑えました。残業は無能な社員がやるとか、冷たい発言が多いけど、本当は誰よりも仲間思いな大前春子が私は好きになりました。会社の倒産がきっかけで、悲しい別れを経験し派遣につながるけど、個人的にはもっと大前春子の過去の部分を濃く描いても良かったんじゃないかと。その方がもっと孤独感が出たし、感情移入できたかも。

大前春子の恋？！三角関係？！

個人的に好きだったのが小泉孝太郎演じる里中賢介と大泉洋演じる東海林武の恋愛模様ですね！何と言っても東海林役の大泉洋と篠原涼子の掛け合いが笑えました！天パーを毎回イジるシーンも演じているんだか、素なんだかわからない感じでした。キャスティングはぴったりですよね！始まった時は優しい里中主任かなと思ったけど、話が進んでいくうちに東海林主任に惹かれていく大前春子の気持ちが分かっていく自分もいて、最初の派遣をバカにした冷たい印象と、ピンチを救ってもらい恋を抱くギャップにやられましたね。いきなりのキスシーンも見所ですね！それでも無表情の大前春子が笑えます。最初はどっちを選ぶんだろう？と。自分ならどうなんだろうと。仕事はできないけど優しい里中主任か？それとも仕事はできるけど派遣を見下してる東海林主任か？自分もドラマを見ながら悩みました。

最後に大前春子が選ぶ道は？！

あんなに真剣にプロポーズ受けたら私ならキュンとしますね！これは優しい里中主任には出せない雰囲気だったかもと思います。やっぱりギャップってドラマの要素でかなり重要ですよね！派遣をバカにしてたありえない相手からのプロポーズだから余計に萌えるのかも。里中主任も喧嘩するくらい大前春子が好きだったけど、もしかすると恋よりは尊敬の方が大きいのかも。加藤あい演じる美雪も尊敬する大前春子のお陰で成長していきますし。派遣を見下してた東海林主任だけど、結局は自分を犠牲にし、ハケン弁当と里中主任を救ってくれたし。大前春子の気持ちが動いたのは東海林主任のこの決断のお陰かも。最後は東海林主任の新たな職場に大前春子が現れるところで終わりますが、正直、続編期待してます！見事に大前春子を演じきった篠原涼子さんに主演女優賞あげたいですね！日本も韓国のようにドラマ部門があったらなと。またこのキャスティングでみたいと思わせてくれるドラマでした。自分も仕事頑張らなきゃ！